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ホームページ制作 名古屋のこんな対策

インターネットと鉄道網とはかなり似ていますが、本質的に異なっている重要な点があります。
それは、新設するためのコストです。
一般的に、社会のインフラストラクチャーの新設という観点で見たときに、インターネットはたいへん少ないコストで新設できるのです。
鉄道のサービス全体の目的か「個室での快適な旅」にあるとすれば、ほとんどの既存の鉄道は参入できないことになります。
しかし、「なんとか着きます」であれば、トロッコでも参入できるわけです。
インフラストラクチャーとしての目標を下げ、代わりに両端に頑張ってもらうのがインターネット技術の本質です。
このことを、今度は既存のデータ通信と比較しながら考えてみましょう。
「中間」の荷が重い既存のデータ通信社会のなかの通信サービスには、電話のための音声通信サービスと、デジタル・データのためのデータ通信サービスがあります。
一般に、データ通信では、何と何とを結ぶかという前提によって、仕組みも機能も大きく異なります。
すでにふれたように、インターネットでは、コンピュータとコンピュータを結ぶということが前提ですが、既存のデータ通信は違っています。
それはデータを送ったら送りっぱなし、受け取ったら受け取りっぱなしという比較的知性の低い―インテリジェンスのない-1-1単純な多数の端末と、ホスト・コンピュータとを結ぶということを前提に発展してきた技術なのです。
このような単純な端末のためには、通信サービス自体があやまりのない、信頼性のあるサービスを提供しなければなりませんでした。
インターネットの仕組みデータ通信でもっとも信頼性が高いのは、それぞれが一対一に直接、電線でつながっていることです。
しかし、実際には多数の端末があるので、途中の回線は「相乗り」をしなくてはなりません。
そこで、あたかも端末とコンピュータが―対一に直接つながっているような状態をつくりだすことが、データ通信には求められました。
これを、専門用語で「バーチャル・サーキット」(仮想的回線)といいますが、このような事情は、電話柵をはじめとした既存の通信はみな同じです。
インターネットでは、この「回線である」ということを仮想的につくり出すしごとは、つながるコンピュータにまかせてしまっています。
「回線である」とは、それはこちらと相手を―本の管でつないだように、こちらから送った情報は、必ず向こう側へ出ていかなければいけないし、向こう側から送った情報も、こちら側に出てこなければいけない。
しかも、送ったのと同じ順番で、漏れなく、滞りなく伝わらなければいけないということです。
実は、このような状態をつくり出すために、既存のデータ通信は、たいへん多くの作業をしているのです。
たとえば既存の代表的なデータ通信は、電話局の集合として、通信網を使ってできていますが、この場合送られたデータが次々と交換機を通っていくために、途中でエラーが起こったりノイズが乗ったりして、データが壊れることかあるかもしれません。
途中でデータが壊れたときには、何をしなければいけないか。
単純化していえば、ホスト・コンピュータの手前の電話局にデータが着かなかったならば、送り出し側の電話局は、こっそりとデータをもう―度運ぶわけです。
こうして、あたかも何事もなかったかのように、ホストコンピュータ側にデータを送る。
逆方向も同じです。
つまり、起こったエラーをカバーして、まるでエラーが起こらなかったようにしている。
実際には何回か送り直したとしても、両側からは、―本のパイプをスムーズにデータが流れたように見えてはじめて、データ通信網だと言うことができたわけです。
もう少しくわしく説明します。
データ通信というのは、ひとまとまりのデータをそのままで送ると効率が患いので、パケットと呼ばれる細かい単位に切って送ります。
たとえば、長いデータをそのまま送ろうとしたときには、エラーが発生した場合、全体を何回も再送しなければなりませんが、パケットに分けておけば、エラーが起こった部分だけを再送すればよいから、効率かあがるわけです。
しかしそれは逆に言えば、どこで何が起こるかもパケット単位で違ってきます。
インターネットの仕組みいうパケットは何事もなく流れていったが、「二」には途中でエラーが生じたために再送し、「三」はスムーズだったというようなことがあると、途中でパケットの順番が変わってしまう。
これをそのまま端末に渡してしまったら、―本のパイプでつないでいるとは言えなくなる。
したがって、既存のデータ通信では、「一」「二」「三」と送ったデータの順番をきちんとチェックする必要があるし、そのうえで「三」「二」とひっくり返ったことに気づいたら、相手側に渡す前に、この順番を正しく並べ直して相手に渡さなくてはなりません(これをシーケンシャル・コントロールと言います)。
そうでなければ、バーチャル・サーキットを提供していることにならないのです。
また、「混雑」に対応する処理も必要です。
実際には多くの端末がケーブルや交換機を共有していますから、データ通信の経路には、ところどころに混雑する場所が出てきます。
そういった場所では処理が遅くなったり、ひどい時にはパンクしたりします。
したがって、混雑を回避するために全体を少しペースダウンをするとか、データに対して時差出勤のような割り振りをしなければいけない。
コンジエスチョン・コントロールとかフロー・コントロールといわれるこれらの処理も、―本のパイプを提供するような既存のデータ通信では、全部やらなければいけなかったのです。
つまり、既存のデータ通信では、両端の能力が低くても回線を提供できるように、「中間」が非常にたくさんの処理をして、信頼性のあるバーチャル・サーキットを提供してきたわけです。
大きな資本と従量課金このようなありかたのために、既存のデータ通信にはいろいろな特徴が出ているのですが、そのうちとくに重要なことを指摘しておきたいと思います。
一つめは、いま言ったような処理をこなすには、多くの「リソース」(コンピュータの「資源」。
演算装置や記憶装置など)が必要となるということです。
具体的には、データが着かなかった場合の再送や、順番が変わってしまったときの並べ直しに備えて、端末から受け取ったデータをキープしておかなければいけないので、記憶装置がたくさんなければいけない、ということになります。
そのほかにも、なにかと規模の大きな装置が必要になってきます。
さらに、「中間」でこれだけさまざまな処理をする以上、事業としてのデータ通信は、運インターネットの仕組みはデータの量に比例して料金をもらうという課金方式で成立するということになります。
こういう方式を「従量課金」と言いますが、既存のデータ通信では、それが基本的な課金の仕組みとならざるをえない。
この従量課金システムでは、結果として送られたデータの量に比例して料金をとるので、途中で何度再送しても、どれだけ複雑な並べ替え処理をしても、料金は同じです。
となると、事業としての効率化を目指すと、そのような処理はできるだけしなくてすむようにしたい。
データが―度でスムーズに流れるほうが利益は大きくなる1ということからも「中間」の信頼性を高くする必要がでてくるということになります。
また―方、従量課金では、どの端末からデータが何ビット送られたかということを、きちんと把握しなければならない。

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